2021.7.14お客様の声

飯田信用金庫様「水蔵」導入

飯田信用金庫　理事長小池様より

　弊金庫では、西支店 (2018年9月新築移転) と喬木支店 (2019年11月新築移転)の 2店舗にミヤコー様の 「水蔵」 を設置いたしました。
　当地域は、 今後 30 年以内の発生確率が70～80%とされている南海トラフ地震 (マグ ニチュード8〜9クラス) において、 震度6の強い揺れを観測するであろうと言われて います。 また、近年全国各地で記録的な大雨による被害が頻発しており、 非常時のBC P(事業継続計画) 対応は企業のみならず地域全体としても喫緊の課題となっています。

　このような課題を抱える中､ 弊金庫と長年お取引いただいているミヤコー様より、 地 域における企業間ネットワークの一環として、 災害時の飲料水・生活用水確保を目的とした 「水蔵」設置のご提案をいただきました。

　2店舗の地中に埋設した 「水蔵」 では、常に新しい水がタンク内を循環し、断水時に は500L (500mLのペットボトルで換算すると 1,000 本分) の飲料水・生活用水を確保、 容易な操作で使用することができます。 これだけの量の水をペットボトルで保管すると なれば、相当なスペースを要することに加え、 有効期限到来の都度交換する手間や費用 が発生します｡ ペットボトルの大量廃棄は環境の側面からも好ましくありません。 「水蔵」 は最善の方法で災害時の水へのアクセスを可能にします。
　1人あたりに必要な生活用水は1日3Lと言われておりますので、 500Lの貯蔵があれば弊金庫の職員だけでなく周辺地域のみなさまに対しても、 公的支援到着までの間清潔な水を提供できます。 このように災害に対するレジリエンス (強靭化) で地域に貢献しながら、 ミヤコー様とともに持続可能な社会の実現を目指してまいりたいと思います。